現代エコロジー思想の巨匠、サティシュ・クマールさんが20日に来日! 21日には京都・アバンティホールにて映画「サティシュ・クマールの今、ここにある未来」上映と記念トークに参加し、230人の市民がつめかけました。
この「サティシュ・クマールの今、ここにある未来」ツアーは、国際交流基金の助成事業としてナマケモノ倶楽部が主催したもの。サティシュ・クマールさんは、インド出身で、ガンジーの非暴力思想やバートランド・ラッセルの平和行動に大きな影響を受け、かつて核を有する4大国の元首に、核武装解除を求める徒歩平和巡礼をおこないました。その後、「スモール・イズ・ビューティフル」を唱えたドイツ人の経済学者シューマッハと意気投合して、雑誌「リサージェンス」に現在も編集主幹として関わり、また社会人向けのホリスティックな教育機関「シューマッハ・カレッジ」を創設、講義を行ったりと、環境平和分野でのスーパースター的な存在です。
そのサティシュさんに「豊かさとは?」「食べることとは?」「怒りと変革について」「仕事と遊びについて」などのテーマで問いかけ、シンプルな言葉でこたえてもらったドキュメンタリーが上述の映画「サティシュ・クマールの今、ここにある未来」です。今回はこの映画の完成記念ツアー、そして自主上映運動のキックオフのために来日していただきました。
映画上映の後、通訳・コーディネイターの辻信一さんとともに登場したサティシュ・クマールさんは、笑顔をみせながら、「自分自身が変化になる」ことの大切さ、一人ひとりの中のリーダーシップを励ますメッセージを寄せてくださいました。
後半に設けられた質疑応答では、10人近くの、学生、お母さん、50代の市民などがマイクを持ち直接サティシュさんに「愛について」「怖れをどう克服したらよいか」「若い友人をどう目覚めさせたらよいか」などを問いかけ、サティシュさんは、その質問のひとつひとつに、真剣に向き合ってくれました。
本番までのイベントの準備をすすめてくれたのは、サティシュ・クマールと交流する関西の会ほか市民有志のメンバーたち。受付、誘導、物販コーナーと適材適所の配置で、参加者をスムーズに会へといざなってくれました。
本日22日は、滋賀県大津市での映画上映+講絵会です。滋賀県では初の講演、そして卒・原発を提唱している嘉田知事との対談もあり、とてもたのしみです。
■サティシュ・クマールの「今、ここにある未来」ツアー
http://www.sloth.gr.jp/movements/satish2012_release/
■自主上映運動について
http://www.sloth.gr.jp/movements/slowmovie-2/